昨日、JERAクライマックスシリーズファイナルステージを制した阪神タイガース。
MVPを獲得したのは2戦目でサヨナラタイムリーを放った木浪聖也選手でした。
私は長年阪神ファンですが、木浪のことは彼のルーキーイヤーの2019年のイメージがかなり強く、それ以降はそれほど・・という感じでした。(非常に申し訳ない)
というのも、私自身、阪神は好きだけど、「〇〇選手のファン」と言えるような贔屓選手がいなかったんです。強いて言えば藤浪くらいで。
選手がどうのこうのというよりは、阪神が勝つか負けるか、そんな感じ。
木浪の1年目といえばやはり近本との「キナチカコンビ」。
wikiで見てみると1年目が一番試合に出ているんですね。
同じポジションで同期の小幡がいて、2020年には中野が入団してきます。
昨年は怪我もあって、41試合の出場に留まります。
中野が入団してからは主にショートは中野でした。
2軍生活が長くても腐らず努力し続けられたのは、本人の意識もさることながら、練習がかなり厳しいと言われる亜細亜大出身だからか。
そして今年。岡田阪神で再び輝きを取り戻します。
元々は小幡との併用で使われるはずでしたが、木浪の打撃の良さを買われ、ショートのレギュラーを勝ち取ります。セカンドにコンバートされた中野との「キナナカコンビ(キナタクとも言う」で守備でも魅せてくれます。
逆シングルでの捕球からのスローイング、めっちゃ上手いですよね。
(なんてわかったようなことを言ってみる)
「8番木浪」という打順も機能しました。
なにかの記事で読みましたが、木浪は総合力の選手。他に秀でた選手の中に入ると目立たなくなってしまう。だが、グラウンドで見ると良い選手だということがわかる、そうです。亜細亜大の監督さんかHONDAの監督さんだったかな、こう話されていたのは。
29歳というヤングタイガースの中では年上の方に入るため、後輩たちへの気配りも素晴らしい。ピンチのときの投手への声掛け、結果が出ず思わず涙してしまった後輩へさりげなく寄り添う姿。そんな姿も見受けられました。
端正な顔立ちに人柄の良さもあって木浪ファンはたくさん増えたと思います。
私もビジターユニを買いましたよ!
しかし現状に満足することなく、木浪は更に意識を高くしていきます。
高木豊氏のチャンネルでもたくさん取り上げてもらえて嬉しい。
日本シリーズでも活躍して、年俸大幅アップお願いします!