水曜日、フレッシュオールスターで若虎たちが活躍している最中に記事を目にしました。
元阪神 横田慎太郎さん死去 享年28歳。
おもわず近くにいた旦那に「横田が死んだって!」と。
それからはもう若虎たちの活躍をよそに、いろんな記事を読んでは涙を繰り返し。
(森下がMVPを獲ったのはちゃんと見ました)
第2の人生を順調に送っているとばかり思っていました。
記事によると、脳腫瘍が再々発し、療養に入っていたと。
5月に余命を宣告されそれでも7月まで頑張ったんやね。
母校の鹿児島実業の試合も気にしていたようです。
前半戦を終えフレッシュオールスターの日の早朝に家族に見守られ息を引き取った、とのことです。
長年阪神を見ている自分としては、横田のことはもちろん覚えています。
本当に病気さえなければ、順調に選手として成長できていれば、現在の近本をスケール大きくしたような選手になっていたかな、と勝手に想像します。
金本政権1年目の1番高山、2番横田の並びはとてもワクワクしました。
2軍で掛布監督の指導を受けるさまは、まるでおじいちゃんと孫みたいだなと思ってました。
病気がわかって闘病生活に入り、引退を決断し、奇跡のバックホームと言われたあの引退試合。
24歳で引退なんて本人もさぞ無念だったと思います。
その後は講演活動をやったり、学生を指導するための資格取得をお父さんから勧められたり、横田なりに目標を持ってやっていたみたいです。
川藤のYouTubeチャンネルにも出てましたしね。
訃報を知ったときとその翌日と、本当になんで横田が死ななきゃならない?
と世の無常を嘆いていましたが、ふっとね、
横田は発病してからずっと闘病生活だった。
頑張って頑張って前向きに。でも正直疲れたでしょう。
つらさも痛さも不安からもすべて解放されて横田は自由になった。
空からみんなの活躍を見守っているかな。と少しは思えるようになりました。
3日経った今でも、泣くことはありますけど。
引退後も横田のことをずっと取材し続けている記者さんによると、球団が関西でお別れ会ができないかと検討しているようです。
来週からしばらく甲子園で試合ですし、追悼試合になるかもしれませんね。
GAORAチャンネルでは追悼番組として横田が出場した試合を放送してくれるようです。
自分よりうんと若い人が亡くなってしまうのはどうしようもないやるせなさを感じますが、年齢ではなくどう生きたか、なんか今生きてる自分に突きつけられているような。
21年に発売された本。
単行本の方が一時期売り切れになっていましたが在庫復活しています。
闘病記を読むのはつらいですが、横田の生きた証ですね。
心より哀悼の意を表します。本当に今までお疲れ様でした。
横田、一緒に阪神を応援しよな!